電気設備における点検・メンテナンス

電気における絶縁は、機器や回路において電位の分離や感電防止を目的とし、電気の流れる回路等や部品などの対象間で電気抵抗が大きく電圧をかけても電流が流れない状態をいいます。

●絶縁状態を維持できていない機器や電線等に接触した場合、感電事故や漏洩電流により発熱し火災事故をひき起こす危険性があります。 

●このような事故を防止するには、規定の絶縁抵抗値を維持する事が必要といえます。

●おかしいな?と思ったり、いつもと違うと感じた際は点検や、メンテナンスをしていただく事をおすすめします。


絶縁抵抗低下の主な原因

許容電流以上や過電圧を流した場合や周囲温度上昇、衝撃や振動、小動物によるキズ、紫外線による劣化や化学的な被害、その他に施工による電線接続不良や接触不良に施工不良等々があります。