太陽光発電は『電気を売って儲ける』、『発電して余った電気を売る』といった視点が強く、太陽光発電の普及の第一歩としてされてきました。しかし年々固定買取制度の価格も下がる一方で、今や太陽光を設置しても『儲からない』と周知されてきました。

『電気を売って儲ける』といった視点からいうと、次は風力発電かな?と思ってはいましたが現実味もなく情報に欠けていましたが、今業界では、風力発電事業がかなり注目されており、日本国内の企業及び海外の企業も強くアピールされております。国内で2015年度に風力発電機の系統連系を開始した案件も数社あると報告されております。

  

·固定買取制度(FIT)で20年間の買取を国が保証
·発電量20kWh未満の小型風力発電の買取価格が55円/kWh (2015年度時点)
·曇りや雨の日、夜間でも風があれば24時間365日発電可能 設置面積が少ない
·償却資産として税制面の優遇もある

との報告です。
おそらく太陽光発電所を手掛けられたオーナー様なら魅力のある事業のひとつだと思います。
風力発電の問題点や課題は、設置条件などによってはまだまだあるかも知れませんが、クリーンエネルギーの業務として取り組んでいく必要性はあると感じております。

一方、太陽光は今や『売る』という視点からは外し、蓄電池との併用がやはり近年、動きが加速しており、電気を売って儲けるではなく

『自家発電により余った電気を蓄電池に溜める』

という次世代の流れとなってきています。蓄電池があれば電気を買うことを少しでも抑える事もできますし、非常時にも焦ることなく電気を使う事ができます。

太陽光発電と長い付き合いをしていくためにも、長期に渡りメンテナンスが必要です。火災事故などの危険も潜んでいたり、折角発電しているのにパネル表面の汚れ等が原因で発電量が伸びない事などもあります。